主成分がセメント系であるため、内部や目地部分からカルシウム分が水分により溶け出し、表面に白いシミ(白樺現象)がでることがあります。一般的には、低温、高湿の冬に起こりやすく表面部で集中的に蒸発散が繰り返される事により白い結晶を作ります。
夏期にも発生しますが、非常に発見されにくい状態です。
ナイロンブラシかワイヤーブラシで軽く押えながら、2〜3回こすり落としてください。白樺が残っている場合は、「白樺除去剤」で洗い落としてください。乾燥後、「白樺抑制剤」を塗布して、再発生を防止してください。取れにくい場合は、こする前に十分水打ちをしてへら等を使用して、こすり落としてください。
*白樺現象とは・・・・工業用語で「エフロレッセンス」といい、水に溶けたアルカリ成分が乾いて、表面に白い結晶として発生することを言います。
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